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血糖値の上昇抑制 力ルピスが新茶系飲料 |
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カルピスは十七日、血糖値が気になる人向けの茶系飲料「健茶王」=写真=を発売する。厚生労働省許可の特定保健用食品。食物繊維の働きで、糖質の吸収を穏やかにするという。各チェーンごとにアレンジしたキャンペーンなどを実施、健康・機能性食品分野で主力の「アミールS」に続く柱に育成する。 健茶王はトウモロコシ由来の食物繊維を含み、食事と一緒に飲むことで食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果があるという。容量は百九十c缶(希望小売価格百円)、二百_g紙パック(同)、一gペットボトル(同三百三十円)の三種類。 販売促進戦略では、十月四日から西田敏行を起用したテレビCMを放映。キャンペーンも全国統一ではなく、スーパーやドラッグストアなど量販店チェーンと個別に共同企画プレゼントを展開する。景品には健康グッズなどを用意している。 モニター募集も個店レベルで実施し、当選者には原則、店頭で商品を渡す方式を試みる。店頭サンプリングも強化する。 生活習慣病の中でも糖尿病は増加傾向。血糖値対応の特定保健用食品市場は一九九九年に約五億円だったのが二〇〇一年には約百八十四億円へ急拡大している。同分野ではヤクルトの「蕃爽麗茶」が先行するが、料理に合う飲みやすいタイプに仕上げ、アミールSで開拓した薬系ルートにも力を入れ、年内に六十万ケース、二十億円(小売りベース)の販売を目指す。 詳しい情報はメーカー関連ページへ http://www.calpis.co.jp/kigyou/n/nf.html |
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2002/09/12 日経流通新聞より |
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