≪お茶商品の販売競争が激しくなりましたね≫

　「健康志向を強める消費者を意識して各社があの手この手を使った新商品を開発しています。春には多種多様なブランドが登場し、当社の『おーいお茶』も一時は顧客を奪われました。ただ、目新しさからくる試し買いはほぼ一巡し、定番商品に戻る傾向が鮮明になっています」

　「清涼飲料は売れ行きが気温に大きく左右されるため、今年も冷夏にならないかが心配ですが、昨今のお茶ブームは当社にとって強い追い風。自動販売機を増やすなど販売基盤を強化し、今年度の『おーいお茶』の販売は前年度より1割以上多い5000万ケースを目指します」

（伊藤園社長　顔写真省略）