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作家 藤田宜永さん 緑茶  1日に10缶…・病気知らず

「緑茶の消費量にかけては、日本一と自負しています」。340c缶を1日10缶は飲むという「ヘビードリンカー」。ただし、好んで飲むのは缶入り緑茶。缶のまま、グイッと飲む。

長野県軽井沢町の自宅には、30本入りケース6箱を常備。事務所代わりの東京都内のマンションの冷蔵庫にも、ぎっしり詰まっている。「緑茶のおかげか、盲腸以外、病気知らずです」。

大学中退後、フランスへ渡った。航空会社勤務などを経て、80年に帰国。86年に作家デビューした。緑茶を飲むようになったのはこのころからだ。中でも、こだわって飲んでいるのが伊藤園の「お〜いお茶」だ。「いろいろ飲んだが、のどごしの良さ、クセのない味がいい」と言う。

「原稿を書きながら、たばこを1日60本ぐらい吸うので無性にのどが渇く。それで何となく緑茶を飲むようになった」。妻で作家の小池真理子さん(49)はコーヒー党だったが、藤田さんにつられて緑茶を飲むようになったという。

す悔 ふじた・よしなが 昨夏、至ら「虜」を映画化した「笑う嘩」「愛の領分」が直木賞を受賞。享が公開中。「原作と養う部分も作品に「鋼鉄の騎士」「巴里か…あるので、読み甚べると面白らの遭割「求愛」など。6日か=\ですよ」。52歳。

「健康には無頓着」だが、生活スタイルは規則正しい。午前10時に起床し、同10時半から午後5時まで原稿を書く。夜はビデオを見たり、読書をして過ごし、時には飲みに出かけたりするが、午前2時前後には眠る。妻の手料理も3食きっちり食べる。原稿の締め切りが迫ろうとも、このリズムは崩さない。健康に気を使う小池さんには「たまに運動しないと、若い女の子に誘われなくなるわよ」と脅されるというが、「好きな小説を書いて、毎日楽しく暮らして、流れのまま寿命をまっとうできれば言うことありません」と笑う。    【清水優子】

【フードドクター・東畑朝子さんからひと言】

 お茶に含まれるティンという成分は、神経や筋肉に対する覚せい作用があり、目覚ましや二日酔いに良い。また渋み成分のカテキンは便を硬くするので、下痢止めに有効。ほかに抗酸化や消臭、殺菌効果もあり、動脈硬化や食中毒予防にも効き目がある。豊書なマグネシウムはカルシウムの働きを助け、骨粗しょう症の予防にもなる。

(写真省略)

  2002/07/22  毎日新聞より
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