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キリンビバ純利益6倍 6月中間、清涼飲料伸びる |
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キリンビバレッジが七日発表した二〇〇二年六月中間期連結決算は、純利益が前年同期の約六倍にあたる二十四億八千百万円だった。従来予想は二十億円。清涼飲料の販売数量が伸びたことに加え、キリンビールからの缶入りチューハイの受託生産も寄与した。前期に一括併却した退職給付債務の移行時差異二十八億円がなくなったことも利益を押し上げた。 売上高は六%増の千四百六十二億円。販売数量は四%増えた。「生茶」など日本茶がニー%伸びたほか、二月に発売した機能性飲料「アミノサブリ」が上期だけで年間計画の1.5倍を販売した。一方でウ一口ン茶は二一%減、紅茶は一ニ%減、炭酸飲料は二六%減と苦戦。コーヒーは五%減、果実飲料は五%減だった。 営業利益は六%増の五十一億円。キリンビールの缶入りチューハイ「氷結」の受託生産でエ場稼働率が上昇したことや、採算性のよい小型ペットボトルの構成比が高まったことが寄与した。経常利益は一二%増の四十五億円となった。 十二月期通期は売上高が前期比六%増の三千二百三十億円、営業利益が九%増の百五十三億円の見通し。経常利益は一五%増の百四十二億円、純利益2.2倍の七十五億円を見込む。 |
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2002/08/08 日本経済新聞より |
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