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サントリーの6月中間
     純利益57億7000万円
 サントリーが八日発表した二〇〇二年六月期中間決算は、連結純利益が前年同期比二%増の五十七億七千万円だった。コスト削減を進めるとともに、前年同期に特別損失に計上した退職給付債務の積み立て不足の償却がなくなった。

 連結売上高は前年同期比三%減の六千五百八十七億円。酒類・食品卸の子会社が連結対象から外れたことが影響した。「中国緑茶」など新製品投入で無糖茶飲料が伸びた。酒類事業では、ウイスキーを中心に洋酒が苦戦。ビール・発泡酒は販売数量が過去最高の二千六百七十七万ケース(前年同期比四%増)と伸びたが、低価格の発泡酒の構成比率が高まり、売り上げは横ばいにとどまった。

 営業利益は前期比二七%増の三百十四億円。SCM(サプライチェーン・マネジメント)の推進によるコスト削減が寄与した。経常利益は同四七%増の二百五十四億円だつた。

 (決算表省略

 
  2002/08/9 日本経済新聞より
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